四柱推命の命式(あなたの取扱説明書)の中で、自分自身の本質・心の風景を表す最も重要な部分が「日干(にっかん)」です。
日干は全部で10種類(十干)あり、それぞれが自然界の役割を持っています。
今回は、その2番目にあたる 「乙(きのと)」 について、RPGのキャラクター設定に見立てて解説します。
「自分の命式がわからない」という方は、鑑定でお調べします。生年月日をお知らせくださいね。

〔 キャッチコピー 〕
踏まれても、また咲く。 しなやかに寄り添う、癒しの芸術家。
乙を自然界の風景に例えると、大地を美しく彩る 「草花やツタ」 です。
ひとりで孤高にそびえ立つのではなく、周囲と調和し、環境に適応しながらしなやかに生き抜く。
それが乙というエネルギーの本質です。
乙の強み(初期装備)
外見は柔らかく穏やかですが、内面は驚くほど芯が強く、どんな環境にも適応する柔軟性を標準装備しています。雨や風、時には人に踏まれても耐え抜く、雑草のような忍耐力と強さを持っています。
天性の美的センスを持ち、そこにいるだけで周囲を和ませる力があります。気配りや配慮ができ、集団の調和を作り出す天才です。
独りではなく、誰かと協力することで真価を発揮するサポーター気質です。ツタが他の木に絡まって高く伸びるように、人との和を大切にし、人をサポートすることで自分自身も成長していきます。
どんなに素晴らしい初期装備を持っていても、使い方を間違えると星が空回りする 「陰転」 に陥ります。
乙の人が陰転すると、こんな「枯れた草花」の状態になりがちです。
周囲との調和を気にしすぎるあまり、言いたいことやわがままが言えなくなり、他人の意見に振り回される「八方美人」になってしまいます。
内に秘めた強さが裏目に出ると、強情や意地っ張りになって他人の意見を聞き入れなくなります。自分の意見を無理に押し通そうとすると、本来の愛される特性が失われ、孤独を招いてしまいます。
新しいことを始めるときに臆病になり、気迷いや優柔不断が生じると失敗しやすくなります。中途半端なまま物事を投げ出してしまうこともあります。
乙の人が本来の美しい花を咲かせ、人生を全クリするためのポイントは3つです。
草花が育つには良い土壌と環境が必要です。乙にとって、良き友や師に出会い、確かな人間関係(パーティー)を築くことが最大の開運行動です。尊敬できる人や環境を見つけることで、素晴らしい人生を歩むことができます。
調和を大切にするあまり、自分を押し殺してはいけません。乙らしく、枠を超えるためには、本音を偽らずに表現し、他人の意見に振り回されない「自分軸」を持つことが大切です。
誰かをサポートし、人のために努力するときに乙は一番輝きます。目標に向かって陰でコツコツと努力を続けることで、自信がつき、気の弱さを克服できます。
コンサルタントや、組織のサブ的な役割、人を勇気づけたり励ましたりする仕事がぴったりです。
単独で大きな力を持つよりも、集団の中で調和を作り出し、誰かをサポートする環境を選ぶことで、あなたの才能は最大限に輝きを放ちます。
乙という星は、しなやかに他者と寄り添う「調和の力」そのものです。
もし今「他人に振り回されている」「自分の意見が言えない」と感じているなら、それはあなたの優しさが少しだけ自分を犠牲にしているサインかもしれません。
良い環境を選び、大切な仲間とともに歩むことを決めたとき、あなたの人生は誰にも真似できない美しい花畑へと変わっていきます。


