四柱推命の命式(あなたの取扱説明書)の中で、自分自身の本質・心の風景を表す最も重要な部分が「日干(にっかん)」です。
日干は全部で10種類(十干)あり、それぞれが自然界の役割を持っています。
今回は、その6番目にあたる 「己(つちのと)」 について、RPGのキャラクター設定に見立てて解説します。
「自分の命式がわからない」という方は、鑑定でお調べします。生年月日をお知らせくださいね。

〔 キャッチコピー 〕
育み、繋げる。 多才で温かな、母なる大地の慈しみ。
己を自然界の風景に例えると、様々な作物を育て、人々に恵みをもたらす 「田園(畑)」 です。
一見穏やかで善良ですが、内面には複雑な性質を秘めたヘルパー気質。みんなが笑っていられる場所を作るために、縁の下の力持ちとして人を支えるエネルギーの本質です。
己の強み(初期装備)
非常に実務能力が高く、多芸多才です。庶民的な感性を持ち、広く浅く知識や情報を収集しながら、実直に業績を積み重ねていくのが得意です。
万物を育み、育てたいという強い願望を持っています。義理と人情に厚く、困っている人を見ると放っておけずに手を差し伸べる、優しくて温厚な性格を標準装備しています。
家族や仲間をとても大切にし、人を裏切ったり騙したりすることがありません。嫌いな人であっても「嫌ってはいけない」と自分を律するほどの道徳心を持っています。
どんなに素晴らしい初期装備を持っていても、使い方を間違えると人生はたちまち「クソゲー(陰転)」と化します。
己の人が陰転(心の16旋律が第14〜16段階の「深い沈黙」などエラーを起こしている状態)すると、こんな「ひび割れた荒れ地」の状態になりがちです。
周囲に気を使いすぎるあまり、自分自身を後回しにしてしまう傾向があります。この状態が続くと「心のレンズ」が曇り、ストレスを溜め込んで感情表現がうまくできなくなってしまいます。
普段はおっとりしていますが、キャパシティを超えてストレスを溜め込むと、突然ヒステリックになったり、おせっかいが過ぎてしまったりすることがあります。
畑がその場所から動かないように、消極的で気迷いが多くなることがあります。決断力に乏しく、一度決めてもすぐに心変わりしてしまい、断固たる行動が取れなくなってしまいます。
己の人が本来の豊かな田園として愛され、人生を全クリ状態へと進めるためのポイントは3つです。
様々な作物を育てる畑のように、まずは何でも事前にしっかり準備をして、自分自身の土壌を整えることが大切です。何かを学ぼうとする気持ちが人一倍強い星なので、若いうちにどれだけ勉強し準備しておくかが最大の開運ポイントとなります。
ただそこにいるだけでは、畑は荒れ地になってしまいます。どういう人がどのように耕すかによって収穫が変わるため、付き合う人を選び、時には自らが決断し、リーダーシップを発揮する意識を持つことで、誰からも慕われる特性が最大限に活かされます。
己の人は「家族を大切にして自分が愛されたい」という気持ちを強く持っています。自己犠牲ばかりにならず、自分が愛されることを許し、周囲との交際の円満や家内の和合を図っていくことで、自然と幸運に恵まれるようになります。
ギャンブル性のない地味な仕事や、特に社会性・公共性のある職域がぴったりです。 また、人を教えたり育てたりしていく 「教育関係」 で素晴らしい才能を発揮します。
華やかな表舞台に立つよりも、自らが豊かな大地となって人を育て、支える環境を選ぶことで、あなたの才能は最大限に輝きを放ちます。
己という星は、他者を育み、縁の下から世界を支える「慈愛の器」そのものです。人生は決して解けない呪いでもクソゲーでもありません。
もし今「他人に振り回されて疲れている」「自分のことが後回しになっている」と感じているなら、それはあなたの畑が少しだけ栄養不足になっているサインかもしれません。
まずは自分自身の土壌にたっぷりと愛情と知識の水を注ぐことを決めたとき、あなたの人生は誰にも真似できない豊かな実りのストーリーへと変わっていきます。


