四柱推命の命式(あなたの取扱説明書)の中で、自分自身の本質・心の風景を表す最も重要な部分が「日干(にっかん)」です。
日干は全部で10種類(十干)あり、それぞれが自然界の役割を持っています。
今回は、その5番目にあたる 「戊(つちのえ)」 について、RPGのキャラクター設定に見立てて解説します。
「自分の命式がわからない」という方は、鑑定でお調べします。生年月日をお知らせくださいね。

〔 キャッチコピー 〕
すべてを包み込む、不動の器。動かざること、山のごとし
戊を自然界の風景に例えると、悠々と高くそびえる 「山」 です。
圧倒的な包容力と安定感を持ち、一度決めたらテコでも動かない。多くの人を引き寄せ、育てる力を持つ、どっしりとしたエネルギーの本質です。
戊の強み(初期装備)
山は夏になればハイキングや森林浴、冬になればスキーなどいつも人が集まってくるように、戊の人にも多くの人が感じる魅力があり、人が集まってくる運を持っています。自分が動かなくても人が集まるような作戦を考えると良いでしょう。
大地と一体化したような、微動だにしないどっしりとした構えを標準装備しています。悠然とした態度を取り、夢や希望を大きく持ち、目標を高く掲げていれば、自然と人が集まってきて応援してくれるでしょう。
親分的な愛情や面倒見の良さを持ち、リーダーシップを発揮します。創業者となり名を挙げることも可能なポテンシャルを持っています。
どんなに素晴らしい初期装備を持っていても、使い方を間違えると人生はたちまち「クソゲー(陰転)」と化します。
戊の人が陰転(心の16旋律が第14〜16段階の「深い沈黙」などエラーを起こしている状態)すると、こんな「誰も見向きもしない荒れた山」の状態になりがちです。
好き嫌いをすると山肌が固くなり、頑なにもなりやすい性質があります。自分は何もしなくても魅力があるからといって努力を怠り、知性や教養を身に付けなければ、やがては荒れた山となって、誰からも見向きもされない存在になる可能性は大いにあります。
表面的には温厚で穏やかそうに見えますが、内面には気性の激しさと強い反抗心を秘めています。内側にエネルギーが溜まる傾向があり、怒りを溜め続けると火山が噴火し、手が付けられなくなり人も離れてしまいます。
山の天気が変わりやすいように、戊の人も気が変わりやすいところがあります。方向性をコロコロ変えていると大きなことは成し遂げられません。
戊の人が本来の豊かな名峰として愛され、人生を全クリ状態へと進めるためのポイントは3つです。
山は地中深く掘ると宝石が出てきたり温泉が湧いたりすることもあり、そのおかげで更に人を惹きつける事ができます。それは内面を磨いた結果からくるものですので、奥に潜む鉱脈を見付けるために、知性や教養など、自分を磨く事が大切です。
良い山は、万物を育て、樹木が生い茂り、鉄鉱石も出てきます。誰とでも仲良くなれる柔軟さを身に付けることが重要です。人の意見をよく聞き入れ、ある程度湿り気を持つ事で、いかんなく持ち味が発揮されます。
損得で動くと「もっとこうやったら得したのに」と感情的になりやすくなります。親分的な愛情・面倒見の良さ・リーダーシップを発揮し、好き嫌いや損得を超えることです。出会った人はご縁ある人として愛情奉仕をしていくことが山の裾野を広げることに繋がります。
貿易商社や海外事業などの国際性の豊かな分野への進出や、囲碁や将棋などの勝負と技能の世界がぴったりです。
どっしりと構え、自らが中心となって多くの人を育て、導く環境を選ぶことで、あなたの才能は最大限に輝きを放ちます。
戊という星は、万物を育み、揺るぎない信頼を集める「不動の器」そのものです。人生は決して解けない呪いでもクソゲーでもありません。
もし今「周りに人が集まらない」「感情が爆発して人間関係を壊してしまう」と感じているなら、それはあなたの山肌が少し固くなり、潤いが足りていないサインかもしれません。
知性を磨き、愛情を持って人々を包み込むことを決めたとき、あなたの人生は誰にも真似できない豊かな名峰のストーリーへと変わっていきます。


